バター品薄 うなぎパイを直撃
 地元特産のウナギにちなんだ浜松市の名菓「うなぎパイ」が、バター不足の直撃を受けている。パイ作りに欠かせない原材料のバターの仕入れ量が、今夏以降、従来より減ることが確実になったためだ。メーカーの「春華(しゅんか)堂」(浜松市中区、山崎泰弘社長)はバターの消費量を抑えるため、通信販売や姉妹品の生産休止に踏みきり、「地元で販売するうなぎパイは何とか守り抜きたい」としている。

 同社は、ウナギエキスの入ったうなぎパイを1961年に生産開始。「夜のお菓子」のキャッチフレーズで、浜松を代表する土産となった。県内を中心に販売され、07年度は年間8700万本を生産した人気商品だ。バターは小麦粉と砂糖に次ぐパイの3大原料の一つで、独特の風味と食感を出すため、同社は国産品にこだわってきた。だが、飼料価格が上がって輸入バターの価格も高騰するなど、国産品は品薄が続く。

 年明けに業者から「夏ごろからバターの納入量が減るかもしれない」と言われ、まず、バターを使う姉妹品「えび汐(しお)パイ」の生産・販売を4月にストップした。その後の交渉で、仕入れ量減は不可避になり、売り上げの数%を占める通販も6月1日から休止することを決めた。同社は「パイの風味を守るため、バターを減らすことは考えられない」と話す。

 また、バターと小麦粉、包装紙など原材料価格も上がり、6月からはうなぎパイを10〜20%値上げせざるを得ないという。国産バターの入手難と値上げの二重苦に直面し、同社は「今は金を出しても食べ物が買えない状況。自給率を高めるなど、政府は真剣に食料問題を考えてほしい」と訴えている。

バター品薄 うなぎパイを直撃
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=502926&;media_id=2
http://mainichi.jp/select/biz/archive/news/2008/05/30/20080530ddm012040007000c.html
未来の静岡県人(予定)の俺からすれば、ちょっとシャレにならない話ですね。
毎回静岡に行った時には自分用のミニうなぎパイ買って帰るのが楽しみなのに。
うなぎパイうまいよなぁ。

値上げは仕方ないとして、姉妹品や通販まで休止すると云うからには、そらよほどの事態なんでしょう。

しかし、それでも原材料にこだわり続ける春華堂の姿勢は素晴らしい。
ココで安易に輸入品に頼って味が変わったりでもしたら、ソレこそ問題だ。

このうなぎパイに限らず、日本は食料自給率が低いよな。
こう云う時こそ、政府の手腕が問われるンだが、アテに出来る要素がないよな(爆)

バターに限らず、小麦粉なども値上げが相次いでるから、各地域の土産物屋は今後も苦しい展開になりそうだ。

とりあえず、休止する前に通販利用してみるか(何故)



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