さ迷い続けた暗闇の中
手を伸ばしても指の隙間からすり抜けてゆく
どこへたどり着くのか
誰も解明できない私たちの行方

時折  温かいものが頬を伝う
でもそれはすぐに  ただの滴になる
未来を遮る  虚ろな空気から逃れる術を探して

何度出会っても  別れを繰り返す
これが与えられた運命ならば
幾通りもの手段を駆使して
必ず見つけ出してみせる

そしていつか何処かで
その光に再び出会えたならば
貴方に会えた証をすべての記憶に刻み付けたい



22−8 ・ 20/70

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