【ウィンブルドン(英国)笠原敏彦】テニスのウィンブルドン選手権第7日は29日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、男子シングルス4回戦で2年ぶりの優勝を狙うロジャー・フェデラー(スイス)が全仏オープン決勝で破った第13シードのロビン・ソーダーリン(スウェーデン)に6-4、7-6、7-6で勝ち、ベスト8に進出した。

 女子シングルス4回戦は、3連覇を狙うビーナス・ウィリアムズ(米国)がアナ・イバノビッチ(セルビア)の途中棄権で8強入り。エレーナ・デメンチェワ(ロシア)もエレーナ・ベスニナ(ロシア)を6-1、6-3で破り、ベスト8進出。センターコートの第2試合、ディナラ・サフィナ(ロシア)とアメリ・モレスモ(フランス)の試合は途中で雨のため初めて開閉式の屋根が閉じられた。

 ◇安定感増したフェデラー、壁はスタミナ

 3週間前の全仏決勝の再現となったフェデラーとソーダーリンの対戦は、試合巧者のフェデラーが競り勝った。安定感が一層増したその戦いぶりに再び評価が高まっている。

 セーデリングは、全仏4回戦でラファエル・ナダル(スペイン)を降した選手。フェデラーはライバルのナダルと戦うことなく、全仏優勝と生涯グランドスラム(4大大会全制覇)を達成した。フェデラーにとって過去の対戦成績は10勝無敗と相性も良かった。

 第1セットはお互いが確実にサービスゲームをキープし、4-4で迎えた第9ゲーム。フェデラーは、相手サービスで緩く短い打球を有効に繰り出し、相手のストロークを乱す作戦に出た。ソーダーリンは耐えたが、3度目のブレークポイントでフォアがネットにかかってポイントを失った。このチャンスを逃さなかったフェデラーがセットをものにした。

 第2、3セットもタイブレークにもつれたが、フェデラーが要所で鋭角のストロークをサイドライン際に決めて勝利を引き寄せた。

 「今は気持ちが充実している」とフェデラー。炎天が続く今年のウィンブルドン。4大大会15回制覇を目指す27歳のフェデラーにとって、スタミナが大きな壁となりそうだ。


ウィンブルドン:フェデラーがソーダーリンを破る(毎日新聞)
http://mainichi.jp/enta/sports/news/20090630k0000m050109000c.html
昨日は休みだったのでこの試合見てました。
正確には第2セットからだけどね。
見てる限り、サービスゲームをブレイクしたのは第2セットで1回だけ。
第2セットこそソーダーリンは何とかキープしてたって感じだったが、第3セットに入るとお互いサービスエースのオンパレード。
3連続エースの後、リターンがアウトになってゲームを取ったのには吹いた。
1ゲームが5ストロークで終わったwww

記事にも書いてあるとおり、フェデラーは後半調子を落してたな。
あれだけ決まったファーストサーブが徐々に決まらなくなってきてた。
もしくはソーダーリンの調子が上がってきたか。

しっかしまぁ、200km/hを超えるサーブってのはTVで見てるだけでも恐ろしさがよく分かる。



0-8 ・ ??/50

コメント