J1第9節(1日、清水2-1浦和、エコパ)
清水は日本代表FW岡崎慎司(24)が先制ゴールを決めるなど、浦和を2-1で退け、勝ち点21で首位を守った。清水は鹿島、磐田に続くJ1通算300勝を達成。前節3位の浦和は今季初の連敗で、5位に後退した。山形に競り勝った名古屋と、湘南に大勝した川崎が勝ち点19で並び、得失点差で名古屋が2位。鹿島はG大阪を下し、4位に浮上した。

 大舞台に強い男が本領を発揮した。浦和との首位攻防の大一番。0-0で迎えた前半17分、岡崎がMF藤本のCKをニアで合わせ、ゴール左ぎりぎりに先制ゴールをたたき込んだ。

 立ち上がりにも同様の場面があったが、ボールはわずかにゴール枠を外れた。その後は岡崎を警戒する相手DFが密着マーク。そこで「前の場所から一歩下がって対応」し、相手との駆け引きの中で見事にフリーでボールをとらえることに成功した。チームの勝利を呼ぶ、まさに“技あり弾”だった。

 4月28日に地元・静岡市内の病院を慰問。病気に負けず頑張る子供たちを励ましたが、同時に自身も「パワーをもらった」という。この日はテレビの前で応援する子供たちに、最高のプレゼントを贈った格好だ。

 もっとも、満足はしていない。決定的な場面を演出してもらいながら、得点は1点だけ。その後、チームは同点に追いつかれ、後半ロスタイムのFWヨンセンの劇的な決勝ゴールで辛勝した。「世界で戦うにはもっと精度を高めないといけない」が口癖の岡崎は試合後「チームに申し訳なった」と反省を口にした。

 それでもチームは開幕から公式戦無敗のクラブ記録を11に伸ばし、鹿島、磐田に次ぐJ1通算300勝を達成した。第2節の山形戦で前歯2本にヒビが入ったが、回復も順調だ。すでに固定するための金具は取れ、マウスピースの使用で患部を保護。そのマウスピースも4ミリから3ミリと薄くなった。まだ使い続ける必要があるため、W杯に向け、日の丸デザインのものも計画されている。

 チームを首位に導き、ゴールを量産する日本のエース。新たな高みを目指し、一歩一歩、着実に世界舞台へと歩みを進めていく。


清水J1通算300勝!岡崎弾で浦和撃破
http://www.sanspo.com/soccer/news/100502/sca1005020505006-n1.htm
http://www.sanspo.com/soccer/news/100502/sca1005020505006-n2.htm
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1195961&media_id=42
この試合のダイジェスト動画はこちら
http://www.youtube.com/watch?v=e-uIXfF7RoM

ヨンセンの決勝ゴールが決まった時のケンタ監督のあの喜び方。
今まで見たこと無いよ。
去年同時期にあった児玉の同点弾でもね。
それほどまでにうれしい決勝ゴール。

ただ、ダイジェスト映像見る限り、岡崎も小野も比較的決定的場面はあったものの、得点は岡崎の1点のみ。
アレがキレイに決まってればもう3点は取れてたな。
それにココのところ毎試合1とはいえ失点してる。
それでも未だ無敗のチーム。
いつかは負けるときが来るかもしれんが、この無敗状況がいつまで続くのかが楽しみです。



23-8 ・ 75/90

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