小さな子どもを持つ母親の間で、鉄道好きの「ママ鉄」が増えている。子どもの影響で熱中し、線路脇や公園でのんびり列車を見学するスタイルが主流。おすすめスポットを紹介するガイド本が人気を集め、以前は父子が多かった鉄道の博物館では母親も一緒に楽しむ姿が目立つようになってきた。不況の中で「あまりお金をかけずに楽しめる」との声も多く、ママならではの“賢い計算”も見え隠れする。【牧野宏美】
 「あれは『あすか』、こっちは『しなの9号』」。週末、JR新大阪駅近くにある線路沿いの公園。大阪府豊中市の公務員の女性(39)は元気よく列車を指さす長男(5)の頭をなでながら「鉄道には全く興味がなかったが、こんなに楽しいなんて」と笑う。
 長男は2歳ごろから鉄道に興味を持つようになり、大阪駅のホームで特急など珍しい型の列車を見たり、大阪環状線に乗ったりするようになった。最初は「子どもが喜ぶから」だったが、「ただの移動手段だと思っていた列車にいろんな顔がある」と夢中に。今では鉄道が家族の話題の中心で、休日には弁当持参でよく見えるスポットなどに通う。一方で、「遊園地で遊ぶより安く上がる。子どもが駅名を覚えるうちに漢字も読めるようになった」とメリットも感じている。
 列車が楽しめる場所やレストランを紹介するガイド本「子鉄&ママ鉄の電車ウオッチングガイド・東京版」(※(えい)出版社、980円)は09年7月の発売以降、予想をはるかに上回る約5万部を売り上げた。担当者は「近年のブームで女性にも鉄道への抵抗感がなくなったからでは」と分析する。
 実物の車両などを展示し、年間約30万人が訪れる交通科学博物館(大阪市港区)の広報担当者は「以前は父子が熱中して母親は遠くから見ていることが多かった。最近は母親も一緒に楽しんでいる姿をよく見かける」と変化を肌で感じている。
 ガイドの筆者で、全国のママ鉄仲間と交流している棚沢明子さん(37)=東京都世田谷区=は「従来の鉄道マニアとは違って専門知識はなく、軽く楽しむ人が多い。子どもが公共マナーを学ぶいい機会にもなる」と話している。
 ※は木ヘンに「世」

子供と見学「ママ鉄」が増殖中
http://mainichi.jp/kansai/news/20100602k0000e040021000c.html
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1228836&media_id=2
ミイラ取りがミイラ、と云うワケではありませんが、思わぬ副産物ですね。
小さい子供は電車好きですからねぇ。
俺も小学校入学前までの遊び場って駅だったし。
漢字や地名まで覚えられると云うオマケ付。
大きくなっても好きでいてくれたら良いんですけど、下手すると残念な大人になっちゃう恐れが‥
それで本当にマナーを学んでくれれば、こちらも助かるんですけど
「反面教師」が子供の目に入らないことを祈らずにはいられません。
それでは新快速130km/hの高速感をお楽しみください。
【前面展望】JR西日本新快速 明石→神戸【かぶりつき】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2301497
最初の1分間くらいに不快なコメがあるけど、ガマンしてね。
そろそろ俺が撮ったやつもうpするかねぇ。



23-8 ・ 75/90

コメント