エックス「熱い‥ このままじゃ、マジで溶けちまう‥!」
2010年8月21日 時事ニュース コメント (2)東京都内で先月、ようやく仕事を見つけた元ホームレスの男性(48)が、冷房のない部屋で熱中症とみられる症状で亡くなった。今月15日にも、電気代が払えないため、エアコンを使わずに暮らしていたさいたま市の無職男性(76)が熱中症で死亡したばかり。専門家は「生活保護受給者には、十分ではないにせよケースワーカーなどフォローの態勢があるが、何とか自立している低所得者層は猛暑対策の盲点になっている」と指摘している。【飯田和樹】まだまだ暑い日が続いてます。
東京都心で3日連続の猛暑日となった7月23日。池袋駅周辺の清掃の仕事を終えた男性が足元をふらつかせながら、豊島区内の勤め先に戻った。翌日も仕事だったが、区から清掃業務を請け負う勤め先の法人の代表理事、宮本礼二郎さん(66)は休むよう指示した。週末で土日の24、25日は休んだ方がいいと考えたからだ。しかし、週が明けても男性は姿を見せなかった。
男性は数年前まで、新宿区内の公園で野宿生活を送っていた。支援団体「新宿連絡会」の笠井和明代表は1年ほど前、普段は無口な男性が「ようやくうまくいったよ」と就職をうれしそうに報告したことを覚えている。「少しぶっきらぼうなところはあったが、人のいいタイプだった」と振り返る。
男性は熱心に働き、宮本さんは「無欠勤で、同僚が急に休めば進んで代わりを申し出てくれた」と話す。それだけに男性が姿を見せないことをいぶかしく思った。しかも、この日は給料日。「余裕がないのに、取りに来ないのは考えられない」と新宿区内の男性のアパートを訪ねた。
風呂なし、トイレは共同の2階建てアパート。宮本さんは大家に事情を話し、2階にある4畳半の男性の部屋に入った。「窓は開いていたが、熱気がこもっていた。彼は布団の上に、目や口が半開きであおむけに横たわっていた。見た瞬間、亡くなっていることが分かった」。クーラーどころか扇風機もなかった。
駆け付けた救急隊員が体温を測ると、死後数時間が経過しているにもかかわらず、40度を超えていた。宮本さんは警察から「もうろうとした状態で誰かに助けを求めようとしたのか、携帯電話には亡くなった26日の未明に番号にならない数字を発信した履歴が残っていた」と聞いた。「なぜ、自立への道をまじめに歩んでいた彼が犠牲になったのか」。今でも悔しさがこみ上げるという。
低所得者層が猛暑の犠牲になる背景には、生活保護の受給基準である「最低生活費」未満で暮らす世帯が少なくないことがある。07年の国民生活基礎調査を基に、厚生労働省が推計したところ、生活保護を受けている世帯は108万世帯だが、それ未満の収入で生活している世帯は597万世帯に上った。
低所得者層 猛暑対策の盲点に
http://mainichi.jp/photo/news/20100819k0000e040064000c.html
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1314039&media_id=2
全く以って他人事ではない話ですな。
俺ゃ扇風機はつけるけど、エアコンはつけると本当に電気代がシャレにならないので、一切つけません。
同僚で1ヶ月の電気代が8千円(独り暮し)になったヤツがいるし。
扇風機もここ数日の猛暑で、一昨日に今夏初めて風力を[強]にしましたがな。
まぁ我ながら結構過酷な環境‥とは云え、広島時代の部屋に比べれば、部屋の温度が体温超えないので扇風機が使える分まだマシだ。
一歩間違えれば、俺がこのニュースの主役になってた訳か。
当時40℃近い部屋の中で過ごしてたわけだからな。
こう云う風に「生活はできるけど、エアコン等の贅沢品を使うと余裕が無くなる」と云う人は辛いな。
でもコレは対策練りづらいよな‥。
国と電力会社が共同で行動を起こさんと。
一定の所得を下回る世帯には季節的に電気代が割り引かれるとか。
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コメント
昔、1万円超えたことがあります・・・
あれには、明細見た瞬間、ギョ!!としました・・・
エアコンの使用を全面的に禁止すれば良いかと。
個人的には、都市部では、気温が数度下がると思うんですよね。
そうなると、逆に、エアコン無くても我慢できるし。
誰か、まじめに計算してみてくれないかな?
そら明細見たら息止まりますよ。
確かにエアコンの排気熱って結構なものがありますね。
それにエアコン使わなければ電力も使わないのでエネルギーの節約にもなるし、忍耐力も養える。
何気にいい事ずくめかもしれません。