牛乳を取りに行こうと玄関のドアを開けたら、そこには本物の牛が2頭いた――そんな冗談のようなシーンに遭遇した女性がドイツにいる。

独ニュースサイトのジャーマン・ヘラルドによると、この驚きの体験をしたのはドイツ西部の街クレーフェルトで暮らす、マリー・フィンクルさん。ある日の朝、いつものように玄関先に置かれている牛乳を取りに外へ出たところ、2頭の大きな牛が夢中になって庭の草や木の葉を食べていた。牛乳のはずが牛がいるという光景を目の当たりにして、当初は「誰かが私をからかってるのかしら」とドッキリを疑ったらしい。

ところがそんな考えを巡らせているうちにも、食欲旺盛な2頭の牛は庭に生えている草木をムシャムシャ。ほとんどの木の葉や草に手を付け、相当量食べられてしまったところに警察と農場の関係者が登場。彼らは何とか牛を庭から追い出すと、ばつが悪そうにフィンクルさんに謝罪したという。

聞けば彼女の家にいた2頭の牛は酪農場から逃げ出してしまい、関係者が行方を追っていたそう。牛たちは捕まるまいと必死に逃げていたようだが、どうやらその途中で“魅力的な食事”があるフィンクルさん宅の庭を発見。逃走の前に腹ごしらえとばかりに家へ侵入してしまい、美味しそうな庭の植物につい口を付けてしまったようだ。

彼女に謝罪した関係者は、1か月間無料で牛乳を提供すると申し出。それを聞いたフィンクルさんは浮いた代金で「新しい植物が買えるわ」と喜んでおり、草木を食べられたとはいえほかに大きな被害が出なかったため、すんなりと事態は丸く収まったようだ。逃げ出した2頭の牛も充分に食事を堪能した分、美味しい牛乳を出してくれるに違いない。

牛乳取りに玄関出たら牛がいた、目の前で庭の草木をムシャムシャ。
http://www.narinari.com/Nd/20110715872.html
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1666314&media_id=84
香川県だったらホンモノの牛じゃなく、教牛ことT尾さんがおったらおもろいのにな。
それにしても、ギャグでも思いつかない一件だ。
パックに分けず、丸ごと牛2頭とは粋な牛乳屋さんだ
これがアメリカや日本なら、ここぞとばかり、慰謝料・賠償金をふんだくってやろうと裁判になったりするのかね?
あげくの果てには、国が悪いだの、県が悪いだの。
生け贄をどうしても祭り上げないと気が済まない人々が沢山おるからな。
記事の最後の言葉に表れてるように、このフィンクルさんの物事の捉え方が寛大でスバラシイ。
決して嬉しい出来事じゃない筈なのに、なんだか和んでしまうわ。



国分寺23-5 ・ 45/45

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