アムロ「まだだ!まだいける!」
2011年10月8日 スポーツ<天皇杯:清水2-0岐阜セカンド>◇2回戦◇8日◇アウスタまずはトーナメント初戦突破おめでとう。
3年目の清水MF竹内涼(20)が恩師の前でデビュー戦ゴールを決めた。東海社会人リーグのFC岐阜SECONDとの対戦で、序盤は守備を固める相手に苦戦したが、前半44分に竹内がDF辻尾の右クロスを頭で合わせ先制した。同ロスタイムには竹内を起点に最後はFW大前元紀(21)が追加点。スタンドで観戦した元清水FWで浜松開誠館・青嶋文明監督(43)も「目の前で得点まで決めてくれて幸せです」と、教え子の活躍を喜んだ。
「2年半以上、この時を待っていた」。デビュー弾を含む、全2得点に絡む活躍の竹内が意外なほど涼しい顔で言った。長いサテライト暮らしの末に、ようやくつかんだ最初のチャンスで勝負強さを発揮。ACL出場権が懸かる初戦を自分の力で好スタートさせた。
序盤はデビュー戦の緊張からミスが続いた。「そんなに悲観しなかったし『ミスはだれでもある』と思いながらやった」と、あえて前を向いた。前半終了寸前「この時」が訪れた。右サイドからのDF辻尾のクロスに迷いなく飛び込んだ。「入った! って感じですかね」。ドンピシャのヘディングゴールをたたき込んだ。スタンドに向かって何度もガッツポーズを作り、体中で喜びを味わった。真っ黒に日焼けした肌と対照的な白い歯が際立った。
見つめたスタンドで恩師も喜びをかみしめた。浜松開誠館の青嶋監督は「腐らないで一生懸命やってきたと思う。『おめでとう』と言ってあげたい」と、教え子の活躍に目を細めた。粋な祝福も受けた。後半16分に交代するMF小野からキャプテンマークを託された。「びっくりしました。『チームをまとめて、しっかりやれ!』と言われました」と、はにかんだ。
我慢を重ね、努力してきたのをみんなが見ていた。「ずっと苦しかったし、これで満足はしていない。まだ、成功したとも思わない。これを次に生かさないと」。今年正月逃した天皇杯への道は、若武者のプロ人生とともに幕を開けた。
清水竹内 恩師の前でデビュー弾/天皇杯
http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20111009-847256.html
格下相手に勝って当然と云う声も聞こえてくるだろうが、格下相手だからこそ、相手の詳細なデータが分からんから実はやりづらいんだよな。
だからたまにJ1のチームがJFLのチームに負けたりもする。
そう云う意味でも、2回戦だからと云って簡単には事が進まなかったようだ。
そこはやはり、3年目にして始めてデビューを掴んだ竹内の意気込みが表れた結果と云えるだろう。
それにしても小野伸二からキャプテンマークを託されるとは‥。
こうしてどんどん経験を積み、選手層に厚みを持たせていって欲しいもんだ。
もう一つの吉報は高原の復活かな。
まだ本調子ではないものの、復帰してくれたのは大きい。
リーグ戦でも賞金圏内に入るよう活躍して欲しい。
天皇杯3回戦はアウスタで、ガイナーレ鳥取とロアッソ熊本の勝者と対戦。
どちらもJ2のチームだが、油断することなくしっかりと4回戦へ駒を進めよう!
因みにその3回戦で早くもベガルタ仙台vsアビスパ福岡と云うJ1同士の対決もあるし、サンフレッチェ広島vs愛媛FCの瀬戸内ダービーもある。
天皇杯も目が離せないね。
ところで、現時点でYaHooスポーツ:サッカーの「期待値の高い選手ランキング」で、1位:ユングベリ・2位:小野伸二・4位:大前元紀と云う大変うれしい状況になってるんだが。
20-8 ・ 60/90
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