ジェリド「カミーユ! 貴様は俺の‥‥」
2011年12月3日 スポーツ<J1:清水1-3G大阪>◇最終節◇3日◇アウスタ
清水はG大阪に逆転を許し、2つ順位を下げる10位に終わったが、FW伊藤翔(23)がプロ初ゴールを決めて天皇杯4回戦(17日=J2千葉)に弾みをつけた。
2点差にするビッグチャンスが、一瞬で同点のピンチに変わった。清水は1-0で迎えた前半32分、ゴール目の前での絶好機をFWアレックスが左に外した。すると相手の素早いリスタートからカウンターを受け、一転して同点に追いつかれた。リズムを失ったチームは、その7分後にCKから逆転弾を許し撃沈。ゴトビ監督は「チャンスを逃した後の失点は起こり得ること。あれがターニングポイントだった」と敗因とした。
最終戦をホームで迎え、今季2度目の3連敗でリーグ戦を終えることになったが、唯一の収穫は先制点につまっていた。前半9分にFW高原と大前のパス交換で右サイドを崩し、DF辻尾の右クロスに頭で合わしたのが、今季約6カ月ぶりに先発したFW伊藤だった。右膝の手術から復帰を果たし「やるべき仕事をして貢献したい」と臨んだ一戦。移籍後初ゴールを最後の最後で決めた。
11勝12分け11敗の10位で今季リーグ戦を終了。勝率5割は喜びの数だけ、反省もある。試合後のセレモニーでMF小野主将は「まだ納得のいく結果を出せていないが、まだ天皇杯という大事な試合はある。ピッチで暴れたい」と宣言して締めくくった。
伊藤初ゴール!清水天皇杯へ弾み/J1
http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20111204-872374.html
<J2:岡山1-0徳島>◇最終節◇3日◇カンスタ
徳島は0-0の後半にPKの絶好機を得たが、MF徳重隆明(36)がゴール左を狙ったシュートはGKに防がれて痛恨の失敗。大一番でチームに流れを引き寄せることができなかった。
前節の鳥栖戦でもPKに失敗していた背番号7は「きょうは何もしゃべりません」とだけ言い残し、沈痛の面持ちでバスに乗り込んだ。
【徳島】昇格消えた痛恨PK失敗/J2
http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20111203-871974.html
<J1:浦和1-3柏>◇最終節◇3日◇埼玉Jリーグ最終戦なので、関連ニュース3連発です。
新たな歴史をつくった。勝ち点1差で首位に立っていた柏が、敵地で浦和に快勝し、J史上初の昇格初年度優勝を果たした。前半29分にMFジョルジ・ワグネル(33)の高速シュートで先制すると、危なげない試合展開で逃げ切った。名古屋、G大阪も優勝の可能性を残した最終節で、文句なしの自力V。ネルシーニョ監督(61)と固い絆で結ばれたチームは高い競争意識の中、快挙を達成した。柏はJ王者として8日開幕のクラブW杯に出場する。
ピッチのあちらこちらで笑顔があふれていた。ベンチ前ではネルシーニョ監督を中心にスタッフの輪が幾重にも重なる。監督を4度の胴上げ。「監督を男にしたい」。先発メンバーだけでなく全員がチームのために戦ってきた。日々の練習から全力で取り組み、勝利という目標に向けて努力を重ねてきた結果だ。
打たれたシュートはわずか4本。素早い攻守の切り替えから、鋭いカウンターを繰り出す。得点はセットプレーからだったが、2年間積み上げてきたスタイルで浦和を粉砕した。
前節C大阪戦から2トップを変更した。大黒柱のFW北嶋を外してFW田中、工藤へ。人情だけでは勝てない。能力や役割を考えての決断だった。ベンチで優勝を見届けた北嶋は「かみしめる思いが強かった。魂に響きました」と涙を流した。「この優勝の景色がやみつきになるんだろうな」と、11年前に最終節で逃した頂点の居心地を感じていた。
「絆」。柏には切っても切れない強い絆がある。09年7月、「柏レイソルを助けてくれ」という電話にネルシーニョ監督は即答した。選手は誰がいるか何も聞かず、前体制をそのまま引き継いだ。その年に降格を味わったが、長期にわたるチーム強化を掲げ、多くの選手がチームに残った。スタメンを外されても誰ひとり腐らない。主将のMF大谷は「練習で100%を出さない選手は試合に出る資格はない。出ている人は責任を感じてやっている」と話した。
選手編成にも気をかけた。サッカーの能力はもちろん、人柄や性格も重視。MF兵働、MF安ら他クラブで主将経験のある選手が多く集まった。選手層が厚くなれば、それだけ不満がたまりやすくもなる。小見統括ダイレクターは「試合に出られなくても誰かに見られているという意識がある」と話す。チャンスは全員に与えられていたから、仲間のために走り切れた。
ネルシーニョ監督には日本を代表する思いもあった。震災に見舞われた特別な1年。「日本にいた人全員に忘れられない経験だった。被災地の人たちと完全に復興するまで、日本にいる間、努力していこうと思っている」と真剣なまなざしだった。今度はクラブW杯に日本代表として乗り込む。「まだ1つ目のタイトル」と興奮する周囲をなだめるようだった。
今日4日は柏駅前でサポーターへ感謝の言葉を述べる。2度のJ2降格というつらいときも共に戦ってきた。大谷は「キタジさん(北嶋)みたいにどん底を見ている人が優勝できたので素晴らしいことだと思う。僕も(入団から)9年は長かった」と笑顔を見せた。ベテラン、若手、スタッフ全員が気持ちをひとつにできたからこそ。柏が悲願を達成した。【加納慎也】
◆J1昇格初年度V 昨季J2の柏が、Jリーグ史上初となるJ1昇格1年目で優勝。これまでの昇格初年度の最高順位は10年C大阪の3位だった。イングランドでは77-78年にクラフ監督が指揮したノッティンガムが、ドイツでは97-98年にレーハーゲル監督が率いたカイザースラウテルンが、この偉業を達成している。
◆「後発組」のV 柏はJ1初優勝。V川崎(現東京V)、横浜、鹿島、磐田、G大阪、浦和、名古屋に次いで8チーム目。柏は95年からJリーグに参入した「後発組」で、93年のJ発足10チーム(横浜Fは消滅)以外では、94年参入の磐田に次いで2チーム目。
昇格即V!柏日本一の絆/J1
http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20111204-872239.html
手っ取り早い感想としては、清水は3連敗で10位転落、徳島も連敗で4位のJ2残留。
北海道(札幌)・四国(徳島)・九州(鳥栖)のJ1昇格3島争いは、政令指定都市を持たない四国が敗れる事になり、四国初のJ1クラブ誕生とはならなかった。
トップリーグのスポーツクラブと云う観点ならバスケットの高松ファイブアローズがあるが、現在ブッちぎりの最下位らしい(((
何だろうな、このものすごい虚無感は‥。
さて、一つずつのニュースについて語っていこうか。
まず清水戦。
伊藤翔の初ゴールは弾みになるが、決定機を外した直後にカウンター喰らって失点と云う
リーグ戦3連敗で最終順位は10位。
開幕当初はJ2落ちの危機もあるとまで云われたことを考えると可もなく不可もなくと云った事か?
年間を通して戦力は安定しなかったな。
特に伸二が抜けてた時の戦績の悪さは凄まじい。
タカ・ユングベリと云ったベテラン勢の存在感は大きいが、こうやって彼らに頼りきってるような現実は改善していかなければならない。
あと今年の収穫と云えば、大前元紀が爆発したな。
2桁得点には届かなかったものの、リーグ戦全試合出場でタカと並んでチーム内の得点王だっけ?
来期は2桁得点するような活躍を願う。
そして、そろそろ出てくる来期の契約状況だが、伸二・ボスナー・ヨンアピン・ユングベリは残留が確定っぽい。
これは大変ありがたいな。
コースケがドイツ・ボーフムが獲得に乗り出してるみたいだが、彼が抜けるのは大変困るんだが。
本人のスキルアップの為には岡崎同様海外で経験を積んでもらう方がいいんだろうけど‥。
あと、甲府のイチが戦力外を受けたみたい。
テルと一緒に清水に戻ってこないか。
次は徳島ヴォルティス。
最後の最後までもつれ込み、ついにはJ2残留となってしまった。
四国初となるJ1チーム誕生は叶わなかった。
正直、来年徳島に清水戦見に行く気満々だったからな。
それが打ち砕かれたと云うのが、前述の虚無感の最大の要因だろう。
特に、残り15分で徳島・FC東京が1点ずつ取れば順位が逆転すると云うドラマチックな展開を期待したんだが、2分早く札幌の試合が終了し、徳島が4位確定したところで気落ちしたのか、本当の終了間際に失点して敗戦になったからな。
この2試合で1つずつPKを獲得し、両方とも失敗したというのが最大の敗因だろう。
特に最終戦でのPK失敗は痛すぎる。
後半開始早々で0-0なのと1-0では圧倒的に流れが違いすぎる。
せめて鳥栖戦を引き分けてれば流れも代わったろうに。
まぁ0-3だからPK1本決まってもスコア的には負けには変わらんが、試合の流れ的に失点が減らせたかもしれんし、あわよくば逆転と云うこともありうる話だ。
こうやって勝てたり引分けられた試合で勝点を落としていったのがボディブローのように効いてきた、と云うことらしい。
一応来年からプレーオフが導入される為、6位まではJ1昇格の可能性があるが、プレーオフ対象は3位~6位なので、
と云うか、今年からだったらまだ望みは捨てずに済んだんだが‥。
それ以前に来年、徳島がココまでの順位に上がれるのか、と云うことが最大の
俺としては隣県の徳島・愛媛・岡山のどれかがJ1に上がれればいいんだけどね。
ただ、かつてココまでJ1昇格に近づいた試しは無く、昇格目前で打ち砕かれたショックは計り知れないな。
もっとも、一番辛いのは選手たちなんだが。
徳島にはこの悔しさをバネにして、来年は2位以内に入って無条件昇格を達成してもらいたい所だ。
最後に柏レイソル。
「昇格後、即優勝」と云うのは、100年以上歴史のあるサッカー界でコレが3例目らしい。
それほどの偉業だ。
元キャプテンの兵働には最大の祝福を送りたい。
ついでにそれ以外のチームを見てみると、震災の被害を最も受けた仙台が4位と大健闘。
3位と勝点差14開いてるものの、被災地への希望の光としては充分過ぎるほどだ。
開幕12戦で1分11敗と云うとんでもない成績を残した福岡は何と最下位脱出したまま17位。
そんだけ負けてて最下位じゃないというのが逆にすごい。
となると最下位の山形にはどうコメントすればいいのやら‥。
そして甲府はJ2降格。
テルとイチにはそんな屈辱を味わって欲しくなかった。
前述のとおり、イチは戦力外みたいだから、本当にテルと共に清水に帰ってこないか。
渦中のハーフナー・マイクは甲府退団が決定してるみたいだから、残る選択肢の海外移籍か。
降格チームながら、得点ランク2位の選手を手放して‥間違いなく来期タダじゃ済まんだろう。
まぁその前に天皇杯が残ってる。
4回戦の相手はジェフ千葉。
今年最後のアウスタゲームにと云うのもあるが、トーナメントなので負けは許されない。
唯一残されたタイトル。
元日に国立で勝ちロコを踊ろう!
中央IC23-8 ・ 60/60
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