平次「どや、これがホンマのうどんや!」
2011年12月8日 コラムカップうどんと言えば、日清食品が製造・販売している「どん兵衛」である。1976年の発売以来、さまざまなバージョンが販売され、すっかり国民食として定着している。そのどん兵衛が東西日本で味が違うことをご存知だろうか? 実は現在インターネット上でその食べ比べが行われており、スーパーやコンビ二で両方のバージョンが販売されているのである。俺もこないだ食べ比べてみた。
この「どん兵衛東西人気投票」はすでに開始されており、2011年11月末の段階でうどんは全国的に「西」が優勢、そばは五分五分の状態である。果たして西がうまいのか、それでも東がうまいのか、食べ比べを行ってみたぞ。
まず外観なのだが、「西」「東」と記されている以外は、通常のものとまったく変わりがない。「昆布だしのきいた西仕様」と「鰹だしのきいた東仕様」、それぞれの特徴が記されているのである。
ふたを開けると、それぞれ粉末スープが入っている。西はオレンジ色した袋、一方の東は青い袋だ。粉末スープを開封してみると、その中身は一見同じように見えるのだが、西日本のものの方がやや明るい色をしている。
そしていよいよお湯を注ぎ、待つこと5分。できました! 西と東のどん兵衛!! いまだかつて、共に食える日が来ると誰が想像したであろうか。西日本で育った記者(私)は、東日本で西のどん兵衛を食べられる日を迎えられるとは、本当に思わなかったのである。
さて実食! まずだしの匂いは、昆布のきいた西日本の方が食欲をそそる。記者が慣れ親しんでいるためか、自然とおなかが鳴る。一方東日本は、しょう油の匂いを強く感じる。決して不快ではないのだが、「しょう油臭い」という印象を受けてしまった。
言うまでもなく、麺とおあげは同じものを使っている。ということは、やはりだしの味が勝負どころ。先述したように、東日本はしょうゆがきいている。実際に食べてみると、たしかに鰹だしであることに間違いないのだが、しょうゆの強さに鰹が負けているのでは? という感覚を否めない。
かたや西日本は、昆布のほんのりとした優しい旨みが、上手に麺を包み込みおいしさを引き立てている。ちなみに当編集部で5人が試食したのだが、5人が出した結果は「西の方がおいしい」というものであった。
ネット上の人気投票(うどんどん兵衛)でも、西支持が7割を超えており、このまま行くと西に軍配が上がりそうだ。なお、投票期間は、2012年1月31日までとのこと。是非、食べ比べをして投票して頂きたい。このまま西が逃げ切るのか、それとも……!
日清どん兵衛 東西人気投票
http://kodawari.donbei.jp/eastwest/
東西どん兵衛対決開催中! 圧倒的に西側優勢
http://rocketnews24.com/2011/11/29/157579/
確かにうどんは西の方が美味いな。
いや、東も悪くは無いが、どうもしっくり来ない。
東の人からしたら、西のうどんは味が薄いと云う意見が多いそうな。
なんで、得票も五分五分に分かれると思いきや、西が東に3倍近い得票差をつけてる。
特に関東・中部が大体6:4で西と云うのが意外だ。
東北と北海道でも5:5だからな。
近畿より西に行くともう9:1以上。
やっぱり浪花・讃岐と云ったうどん文化は西の方が強いんだろうか。
じゃぁそばは東か、と云われたら、若干東が優勢だが、意外にも五分なんだな。
コレは完全に西と東で得票が分かれてる。
残念ながら、そばは既に売り切れてたので食べ比べは出来なかったから何とも云えんが。
まぁ今はうどんも無いんだが(((
それにしてもコレは面白い結果だ。
マーケティングの参考にもなるし、民俗学の資料にもなりうる。
コレを機に東でも西Ver.が売り出されるかもしれん。
逆は無さそうだが。
2休
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