2月2日、大阪市旭区長のブログに、市内の一高校生から寄せられたメールを紹介するエントリーが登場。「病院内で通える高校を作って欲しい」という要望に、大阪市の橋下市長がスピード対応したエピソードが紹介されている。

大阪市旭区長の山本正広氏は2日、旭区の公式サイトで公開しているブログ「あさひ、だいすき♪ ~区長見聞録~」で、「K君のこと」というエントリーを公開した。K君は、小中学生の時に重病を患い、病院内の「院内学級」という制度を利用して勉学に励んだ少年。名門高校に進学したものの、再び入院することになってしまったそうだ。ところが、大阪府には「院内高校」というものが存在しておらず、K君はSkypeなどで授業を中継してもらっていたという。そこで、「院内高校」の設立を求めるメールを区長に送ったのだ。

すると、このメールに感動した山本区長はすぐに橋下市長にその旨を伝え、「K君にひとことでいいから何かメールで声をかけてくれ」と依頼。橋下市長がすぐに対応してトントン拍子に話は進み、山本区長は同ブログ内で、橋下氏がK君に送った

「K君、貴重なご意見を頂きありがとう。
僕ら政治家は大きな話をしたがるけど、K君一人を救えないなら政治なんか要りません。
K君の頑張りは、文章から溢れんばかりに伝わってくる。
僕ももう一頑張りしないといけないと、エネルギーをもらったよ」(一部抜粋)

というメールを紹介した。

山本区長はその後ツイッターで、2日の午後には大阪府の松井府知事から直接電話があり、「市長から話はちゃんと聞いているし、指示もした。しっかりやるから」と言われたこと、K君から感謝のメールが来たこと、府教委(大阪府教育委員会)ではすでに具体的な検討が進んでいることなどを報告。このニュースはネット上やツイッターでも話題となり、

「こういった取り組みが全国で広がっていく事を楽しみにしています」
「涙なしでは読めなかった」
「橋本市長の行動の速さも凄いけど、Kくんの行動力も凄い」(原文ママ)

と、関係者の対応を評価する声が上がっている。

橋下市長、一高校生の訴えに神対応
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/jikenbo_detail/?id=20120208-00022746-r25&vos=nr25mn0000001
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1908484&media_id=29
こう言う声を確実に捉えることは大事だと。
やらぬ善よりやる偽善とは言うが…
“神対応”って言葉には、ちと笑わせて頂いたが…。
でもいいよね。これ。
たとえ小さな声であっても、しっかり拾ってすぐに動き、確固たる成果を上げる。

今の日本の政治に一番欠けていて、一番必要なことがここにある気がする。
事の重要性を論じたり、偽善だ、人気取りだと、とやかく騒ぐ外野の声も聞こえるが、このスピードと決断力を批難出来る者など、今の日本に居るンかい???
できない大きな事を高らかに並べ上げるより、小さな事でも、少しずつでも、手早くスパッとやってみせる。
その方がよっぽど有り難いし清々しいよ。

政治とは
小さな事の積み重ねだと思う。大きな課題を解決するためには、小さな解決をコツコツ積み上げてゆかねば、きっといつか、足元をすくわれる。

…と、思うね。
まだ始まったばかりの橋下大阪市政だが、府政の時のように、しっかりと納得の行く結果を残してくれそうな予感を、このニュースに感じた。
こんな事やるなら他にもやる事あるだろ、とか言う人いるみたいだけど…こんな事すら実行できないのが今の政治家。
当たり前の対応が神対応なんて言われるぐらいの世の中だもんね。
でもその腐った政治家の中で一人一人と向き合ってる橋本さんはまだ光がある人だと思う。
大阪の地域間に生じる教育格差にも力を入れて、みんなに学習させたいって力を入れてるし。
議会中に寝たり、汚職事件起こしたり、某県知事に向かって『知恵を出さないやつは助けない』なんて言った某復興相らなんかに比べればしっかりした人だと思う。

はぁ…こうしてみると本当腐ってるわ。
震災の件も国民はこんなに助け合って頑張ってるのに政治家の対応遅いし
首相選びも消去法。
そして変わりすぎ。
なんだかなぁ(´・ω・`)



瓦町23-8 ・ 60/60

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