ジャミル「月は出ているか?」
2012年5月21日 時事ニュース金環日食が最初に始まった九州南部。鹿児島市の公園では太陽のリングが雲間からのぞいた瞬間、「おおーっ」「奇跡だ」と声が上がった。天文学者の祖父から日食グラスをもらったという小学2年駒崎帆太君(7)は「バウムクーヘンみたい。寒さを我慢してよかった」と興奮気味。福岡県大牟田市から来た高校3年大津美紀子さん(17)は「すごかったけど、もうちょっと見たかった」と少し残念そうだった。
高知県芸西村の琴ケ浜海岸では、観測会に約80人が参加。厚い雲から太陽が現れると歓声が上がり、拍手が湧いた。愛媛県東温市の小学5年藤川皓生君(10)は「5歳の時に月に興味を持った。3年前に日食を見てから楽しみにしていた」と手作りのグラス片手に跳びはねた。高知県香南市の小学4年高橋李佳さん(10)も「リングがはっきり見えた。次の北海道の日食も見に行く」と目を輝かせた。「信じられないくらいきれい」と涙ぐむ年配の女性もいた。
大阪市北区の市立科学館の観測会には約7000人が集まった。同市福島区に住む双子の姉妹で小学5年の佐藤なつ子さん(10)と瑞生さんは「一生に一度でうれしい」と声をそろえ喜んだ。
22日開業の東京スカイツリーを間近に望む東京都墨田区の源森橋には150人以上が集合。東京見物を兼ね富山市から父(45)と訪れた小学6年の堀沙耶香さん(12)は「月と太陽が重なり、すごくきれいに見えた」とほほ笑んだ。
「奇跡だ」金環日食に感嘆の声
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2012052100080
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2022129&media_id=4
太陽が月に隠されてリングのように輝いて見える「金環日食」が21日午前、九州南部から東北南部までの太平洋側の広い範囲で起きた。東京都心部では173年ぶり、大阪では282年ぶり、名古屋では932年ぶり、日本全体では87年に沖縄で観測されて以来25年ぶりとなった。金環日食にならなかった地域でも、太陽が大きく欠ける部分日食になり、日本の多くの人が「世紀の天体ショー」に注目する朝となった。天文学者としては(何)大変楽しみなイヴェントだ。
次回の金環日食は18年後の30年6月1日に北海道地域で見られることになる。
今年は天文現象の「当たり年」。来月6日には金星が地球と太陽の間を通る際、太陽の中をゆっくりと移動する黒い点となって見える「金星の太陽面通過」が8年ぶりに観測される。8月14日には金星が月に隠される「金星食」もある。
金環日食:九州や都内など各地で観測
http://mainichi.jp/select/news/20120521k0000e040162000c.html
ただ残念な事に、高松区では金環帯から地味に外れてたので、部分食になりますた。
それでも9割方欠けるから日食観測には悪くはない。
しかし、仕事中だったので、交代しながら観測。
天候的にも曇ってはいたが、薄曇りくらいに回復してくれたので、雲を貫通しての観測。
日食グラスを通すと紅く見えるんだね。
6時40分くらいから段々と辺りが暗くなっていくのが分かり、かなり欠けてる7時10分からの30分間はなかなか奇妙な光景に。
「明るいのに暗い」とか「暗いのに(雲の切れ目から)清々しい青空が見える」とか。
食も進んで行くと、マンガでしか見ないような三日月の形になったりと。
完全な金環が見れなかったのは地域上仕方が無いが、久しぶりに生で日食を見た。
この25年前の沖縄での金環食も、丸亀区では部分食だったけど見れたが、それ以来の日食観察となりました。
わずか90分近くの間に、太陽が欠け、急速に周りが暗くなっていき、そして何事もなかったかのように戻っていく。
コレだから天文学はやめられない。
次は6月6日に雨ザーザー‥ではなく、金星の太陽面通過がある。
天候的に今回より怪しいが、こちらもゼヒ観察しなければならない。
※時刻表記は全て日本時間(JST=UTC+9)です。
19.5-6.5 ・ 80/80
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